Thunderbird+Gmail(IMAP)でメール内容の表示が遅くなる現象の対策

最近、新しいPC(Windows7)に切り替えたことをきっかけにThunderbird+Gmail(IMAP)で、どこでも同じメール環境を実現しました。複数端末を利用しているので、常に既読・未読の状態や送信済みメールが同期されているのは非常に便利で、何故もっと早くやらなかったのかと後悔したほどです。

しかし、このThunderbird+Gmail、最初のころはメッセージ内容の表示が速かったのに、いろいろとパソコンをセッティングしていたらメッセージ内容の表示(=メールタイトルをクリックしてからのメッセージペインでの表示)が遅くなってしまって、メール処理にストレスを感じるようになりました。

これでは仕事にならないと思って検索で調べたところ、どうやら「セキュリティソフト」が悪さをしているようです。私のパソコンでは「ESET Smart Security」を導入しているのですが、ESETの迷惑メール対策機能を無効化したら、メール内容(=メッセージペイン)がサクサク表示されるようになりました。

参考記事:受信したメールの内容表示に15秒かかってしまう
(この方はセキュリティソフト「ウィルスバスター2011」のようです)

しかし、上記の参考記事を見つけるまでが非常に大変大変。。。なかなか見つからなかったので、同じようなことでハマってしまった人のために、記事化しておきます。ご参考までにどうぞ。

BEAT ベネッセ先端教育技術学講座

BEAT(ベネッセ先端教育技術学講座)は最新のテクノロジーを利用して、学習者ひとりひとりの文脈に適応した学習支援環境の実現を目指します。
日本最大の教育企業であるベネッセと、教育とテクノロジーに関して最先端の研究知見を持っている東京大学がコラボレーションすることにより、実践的かつオリジナリティの高い研究を展開していきます。(活動概要より)

ベネッセと東京大学の共同プロジェクトということで、どんなことをやっているのか調べてみました。

社会人向け英語リスニング教材「英語deキャリアアップ」を株式会社ベネッセコーポレーションと共同研究・開発しました。1月30日(水)よりポッドキャストで配信を開始する予定です。

うーん。。。これはなんだか普通の営利企業がやっていそうなコンテンツですね。関連会社に英会話スクールを持つベネッセさんの意向が反映されているのでしょうか?

英語deキャリアアップの他にも、次のようなプロジェクトが実施されてきたようです。(完了したプロジェクト

  • 親子の学びをケータイで支援する科学実験教材の開発
  • 小学校と家庭をつなぐケータイ活用研究
  • e-Learning for Curriculum Coordinator
    • 「総合的学習の時間」などのカリキュラム開発で…(中略)…教員向けe-Learningプログラムの開発を目的としたものです。
  • アクティブシニアの学びをつなぐ

「アクティブシニアの学びをつなぐ」など非常に興味があるプロジェクトなのに、実際どうなったのかがホームページからは良くわかりません。こういう活動は結果をちゃんとした形で残しておいてほしいものです。

『今回の実証実験では、日本とノルウェーの高齢者同士が…(中略)…学びあいました。』とありますが、単純に「外国+高齢者+ネット」というだけの活動なのでしょうか?この先にどういったものを見据えているのかが伝わってこないのが残念です。

BEATの主な活動テーマ

  • ユビキタス
  • コンテキスト
    • 学習文脈情報を利用した教育システムの構築
  • コンテンツ
    • 教育コンテンツの動的生成・Web2.0的学習環境の構築

活動テーマは非常に面白そうですね。東京大学とベネッセという確かに教育業界における巨人がタッグを組んでいるわけですから、今後の展開に期待したいところです。

なおBEATは公開セミナーも行っているようなので、興味がある講座が開かれていたら見に行くのもよいかもしれません。

個人的なまとめ

  • プロジェクトにおいては必ず目標などを明記する。また目標達成の目印となる指標を定めて、結果は必ず数値化する。
  • 客観的数値から現実と目標との差分を確かめて、継続的な改善(=前進)ができるように管理体制を整える。

odeco 教育コンテンツ・プラットホーム

odecoは正式名称にもあるようにオンデマンド型の教育コンテンツ・プラットホームサイトとのことです。

オンデマンドとは「ユーザの要求があったときにサービスを提供する方式」のことですが、この説明だけではわかりにくいので自分なりの解釈で補足します。

要するにodecoが保有している教育コンテンツを使いたい人は次のようにすればよいようです。

  1. まずodeco事務局に申請メールを出して
  2. odeco事務局が審査を行い*1
  3. 審査に通過すれば無料で教育コンテンツを使うことができる

なお、odecoには下記のような教育コンテンツがあるとのことです。

  • 教育システム系
    • Web学級日誌
      • 教室のパソコンで学習日誌をつけていくことができるシステム
    • ピクセルスクーター
      • コンピューターを使ってアニメーションをつくったりできるソフト
    • 漢検WBT(Web Based Training)
      • 漢字の学習支援システム
  • 教育セミナー系

トップページには「小学校・中学校などで使える新しい教育システムやカリキュラムを紹介」と銘打ってありますが、現実的には総合学習用に特化したコンテンツ群ですね。

プラットホーム志向はよいと思うのですが、いかんせん最初の利用にいたるまでの障壁が高いように感じます。審査通過したら必ず利用しないといけない(と思われる)のも、気軽な導入を妨げているような印象です。

個人的なまとめ

  • プラットホームサイトでは、まず実際に教育コンテンツを使ってみてもらえるようにする。

*1:この「審査がある」というのはかなり大きな障壁だと思いますが、どうなのでしょうか?

教科書のソースを公開

エフテキは、だれでも使える教科書をつくって、ウェブ上でPDFファイルとして無料配布している奇特な団体ですが、このたびPDFファイルを無料で配布するだけでは飽き足らず、ソースも公開することになりました。

実は前々から「ソースをください」とメールで問い合わせを頂いたらお渡ししていたのですが、それをウェブ上から直接ダウンロードできるようにしました。

ソースをダウンロードすることで気に入らない表現や例題を追加したりなど、それぞれが展開する授業によりマッチングしたよいものをつくることができるようになります。

全国の先生・講師のみなさん、どんどん使ってくださいね。

アクセス解析してたらびっくり

エフテキアクセス解析をしていて,リファラーを覗いてみたところなんとあのミルクカフェのトップページにエフテキストが紹介されていました.

こういうのうれしいですね.ミルクカフェさん応援ありがとうございます!ついでに活動にも参加しませんか〜(笑)

エフテキサイトリニューアル

この2月からFTEXT(正式名称:エフテキスト,略称:エフテキ)というNPO非営利団体)のお手伝いをしています.最近はサイトリニューアル作業を担当しました.かなり人海戦術で作業したので,もしかすると(もしかしなくても)リンク切れなど不具合が発生しているかもしれません.

もしも不具合を見つけたら,サイトにあるなんでも掲示板に「このページで不具合が発生しているよ」とコメントをいただけるとありがたいです.もちろん他にも「ここをこうしてほしい」「ここはこうするべきだ」などのご意見・ご要望もいただけると,とってもうれしいです.

ちなみにリニューアルしてからいままでそういったコメントなど特にないので,いまご連絡いただけるとエフテキスタッフが狂喜乱舞してご返信いたします(笑)

どうぞよろしくお願いします.